【東京、2010年3月29日】 – デルタ航空(NYSE:DAL)は、新たに太平洋地区担当上級副社長の職位を創設し、4月1日付けでヴィネイ・デューベ(Vinay Dube)を任命すると発表しました。同職は社長直轄となります。
デューベはアジア太平洋地域の従業員を統括し、同地域におけるデルタ航空の競争力および財務力向上に向けた取り組みを維持し、戦略的事業機会の創出に重点的に取り組みます。
デルタ航空社長、エドワード・バスティアンは次のように述べています。「ノースウエスト航空との合併により、デルタ航空はアジア太平洋地域における主導的地位を強化する機会を数多く得ることができました。デューベの参画により、デルタ航空は太平洋地域におけるリーダーとしての地位をさらに強化することができると期待しています。また社内的には、地域単位での存在感と業績責任を拡大し、デルタ航空のグローバルオペレーション全体にも貢献してくれるでしょう。」
デューベは同職就任以前、アライアンス及びインダストリー・アフェア-ズ担当副社長を務め、デルタ航空のスカイチームへの参画や、エールフランス-KLMとの共同事業、パートナー航空会社や業界関係構築を統括しました。
デルタ航空は年間1億6,000万人以上の搭乗者数を誇る世界最大の航空会社です。デルタ航空およびデルタ・コネクションの運航便とあわせて、世界66カ国、367都市に向けてフライトを運航しています。世界で7万人以上の従業員を擁し、800機近くの主要機材を運航しています。 デルタ航空は、航空アライアンス「スカイチーム」の創立メンバーとして、大西洋路線においてエールフランス-KLMとともに、共同事業を展開しています。アトランタ、シンシナティ、デトロイト、メンフィス、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク(JFK)、ソルトレイクシティ、パリ(シャルルドゴール)、アムステルダム、東京(成田)をハブ空港とし、提携航空会社と合わせて一日に1万6,000便以上のフライトを運航しています。 デルタ航空のサービスには、世界最大のマイレージプログラム「スカイマイル」、各賞を受賞しているビジネスクラス「ビジネスエリート」、世界中の空港に50箇所以上設置しているラウンジ「デルタ・スカイクラブ」等があります。詳しくはホームページdelta.comをご覧ください。
添付資料:ヴィネイ・デューベ略歴
ヴィネイ・デューベ
(Vinay Dube)
デルタ航空 アジア太平洋地区担当上級副社長
ヴィネイ・デューベはデルタ航空のアジア太平洋地区担当上級副社長として、アジア太平洋地区におけるすべての商業部門を統括しています。デューべの職責には、同地区内の事業戦略の立案、競争力と財務的優位性の維持、営業およびマーケティングの推進などが含まれます。
現職就任前はアライアンス及びインダストリー・アフェア-ズ担当副社長として、デルタ航空のスカイチーム参画や、エールフランス-KLMとの共同事業、パートナー航空会社や業界内の関係構築を統括しました。それ以前は、デルタ航空の副社長兼最高情報責任者およびデルタ航空の子会社であるデルタ・テクノロジーの最高経営責任者を務めていました。
デューベは、アメリカン航空の運航調査アナリストとしてキャリアをスタートし、ネットワーク予測システム担当マネージャーに昇進。その後、旅行業界向けのテクノロジーおよびマーケティングソリューション大手のSabre社に移り、プロダクトマネジメント担当副社長、ヨーロッパ、中東、アフリカ地域営業および顧客管理担当副社長、マーケティングおよび戦略担当副社長、コンサルティングおよびマーケティングソリューション担当副社長などの要職を歴任しました。
米国ノックス・カレッジにて経済学・数学専攻を専攻したのち、ノースカロライナ大学の大学院にてオペレーションズ・リサーチを専攻し理学修士を取得。
インドのムンバイ出身、米国アトランタに家族(妻・子供3人)とともに在住。