*本リリースは1月25日に米国アトランタで発表されたリリースの翻訳です。

【米国アトランタ、2010年1月25日】 – デルタ航空(NYSE:DAL)は、機内および地上での顧客サービス向上に向けて、2013年半ばまでに総額10億ドル、年3億ドルの投資を行います。今回の資本投資は、ビジネスクラス「BusinessElite®(ビジネスエリート®)」、国内線ファーストクラスおよびマイレージプログラムのエリート会員向けのサービスのレベルを高め、一貫性を保つことに加え、機材の効率的な運用を目指すものです。

今回の設備計画は以下のとおりです。

  • 太平洋・大西洋横断路線に使用する機材90機(ボーイング767-400ER型機14機、767-300ER型機52機、747-400型機16機、777-200ER型機8機)に、完全に水平なフラットベッドシートを導入。上記機材への新シートの導入が完了すると、全ての長距離路線用機材にフラットベッドシートが導入されます。
     
  • 16機のボーイング747-400型機および52機の767-300ER型機の全てのエコノミークラスの座席にオンデマンド型の個人用オーディオ・ビデオモニターを設置します。これにより、デルタ航空が保有する全てのワイドボディ機材の全クラスの座席に個人用エンターテインメントシステムが導入されます。
     
  • デルタ航空の地域路線運航子会社、デルタコネクションの一員であるASA、Comair、SkyWestが運航する66機のCRJ-700型機にファーストクラスを導入。これにより219機の地域路線用機材にファーストクラスの座席が設置されます。
     
  • 元ノースウエスト航空機材269機にデルタ航空の象徴であるブルーの革張りシートと新型照明器具を導入し、ボーイング757-200型機では座席上の収納スペース拡大などの機内設備を改良します。
     
  • 航続距離の拡大と最大5%の燃料効率アップを目指し、170機以上のボーイング767-300ER型機、757-200型機、737-800型機にウィングレットを装備します。
     
  • ロサンゼルス空港内のラウンジ「デルタ・スカイクラブ」を拡張、改装し、シアトル、フィラデルフィア、インディアナポリスの空港内に新たにデルタ・スカイクラブを設置します。

デルタ航空の最高経営責任者、リチャード・アンダーソン(Richard Anderson)は次のように述べています。「今回の機材および機内設備への投資は、過去10年以上で最も大規模な顧客サービスへの投資です。ビジネスクラスのお客様からは、全席通路側に配置されたフラットベッドシートの快適性、地域ジェット機でのファーストクラスの有無、機内エンターテインメントサービスが、航空会社を選ぶ際の重要な要素であるという声をいただいています。」

デルタ航空社長、エド・バスティアン(Ed Bastian)は次のように述べています。「今回の投資はこれまでの当社の資本支出の範囲に収まるものです。新規に機材を購入するよりも、既存機材の機内設備の質を上げて、統一感を持たせることと、機材の運用効率を上げることに資金を活用します。」

デルタ航空は、米国内路線用機材100機以上にオンデマンド型の個人用オーディオ・ビデオモニターを設置しており、米国航空会社の中で最も多く、オンデマンド型エンターテインメントを導入しています。また、米国内で340機、一日1,200便のフライトで提供している機内Wi-Fiサービスの拡大を引き続き推進していきます。デルタ航空は世界で最も多くWi-Fi機能を搭載した機材を保有する航空会社であり、2010年半ばまでに、計530機にWi-Fi設備を導入する予定です。

今回の機材および機内設備への投資以前に、デルタ航空では、国際線の拠点空港(ハブ)であるニューヨークJFK空港をはじめ、全ての米国内ハブ空港に赤いブレザーの制服を着用した顧客係を配置する「レッドコートプログラム」の導入や、ニューヨークとロサンゼルス、サンフランシスコを結ぶ米国大陸横断路線に使用する全機材へのビジネスエリート導入、英米間の全てのフライトのビジネスエリートへのフラットベッドシート導入、さらに、デルタ航空のビジネス旅客の利用が最も多いニューヨークのラ・ガーディア空港に米国内線用ハブ空港を置く計画(政府認可申請中)などを発表しています。

デルタ航空は年間1億6,000万人以上の搭乗者数を誇る世界最大の航空会社です。デルタ航空、その子会社であるノースウエスト航空、およびデルタ・コネクションの運航便とあわせて、世界66カ国、368都市に向けてフライトを運航しています。世界で7万人以上の従業員を擁し、約800機の主要機材を運航しています。 デルタ航空は、航空アライアンス「スカイチーム」の創立メンバーとして、大西洋路線においてエールフランス-KLMとともに、共同事業を展開しています。アトランタ、シンシナティ、デトロイト、メンフィス、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク(JFK)、ソルトレイクシティ、パリ(シャルルドゴール)、アムステルダム、東京(成田)をハブ空港とし、提携航空会社と合わせて一日に1万6,000便以上のフライトを運航しています。

デルタ航空のサービスには、世界最大のマイレージ・プログラム「スカイマイル」、各賞を受賞しているビジネスクラス「ビジネスエリート」、世界中の空港に50箇所以上設置しているラウンジ「デルタ・スカイクラブ」等があります。詳しくはホームページdelta.comをご覧ください。
 

 

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