2011年1月19日
*本リリースは1月18日米国アトランタで発表されたリリースの抄訳です。

【米国アトランタ、2011年1月18日】 – デルタ航空(NYSE:DAL)は本日、2010年12月を期末とする第4四半期の業績を発表いたしました。主な内容は以下の通りです。

  • 2010年第4四半期(10 - 12月期)の特別項目1を除く純利益は1億5,800万ドル(希薄化後1株当たり0.19ドル)となりました。これは、前年同期比3億8,300万ドル増となります。
  • 2010年第4四半期(10 - 12月期)のGAAPベース純利益は1,900万ドル(希薄化後1株当たり0.02ドル)でした。
  • 2010年度通年の特別項目1を除く純利益は14億ドルとなりました。特別項目8億5,100万ドルを含む2010年度通年の純利益は5億9,300万ドルでした。
  • 2010年度の業績には、デルタ航空が財務目標を達成した際に従業員の貢献に対して支払われる利益分配費用3億1,300万ドルが含まれています。2010年第4四半期(10 - 12月期)の利益分配費用は3,800万ドルです。
  • 2010年末時点での調整後純負債は150億ドルで、前年から20億ドル削減されました。
  • 2010年末時点での制約を伴わない流動性資産は52億ドルとなりました。

デルタ航空の最高経営責任者、リチャード・アンダーソン(Richard Anderson)は次のように述べています。「2010年の業績は、デルタ航空の歴史の中でも最高水準のものでした。これは、世界中の従業員の献身的な努力と業務実行への決意なくては実現しえないものであり、2010年の利益分配として3億ドル以上を拠出できることを嬉しく思います。これらの業績は、合併、コスト管理、債務削減戦略の成果であり、2011年に私たちが直面するであろう燃料価格の高騰に対応することが可能になります。」

収益環境
2010年第4四半期(10 - 12月期)の総営業収益は、前年同期から10億ドル(14%)増加し、78億ドルとなりました。

  • 旅客収益は、輸送容量が7%増加する中、前年同期から8億8,900万ドル(15%)増加しました。旅客単位収益(PRASM)は、イールド増(9%増)に牽引され、8%増加しました。
  • 貨物収益は、貨物専用機の運航終了が輸送量とイールドの増加に一部相殺されたことで、1,700万ドル(7%)減少しました。
  • 他の純収益は、主にマイレージプログラムのスカイマイルおよびその付随商品・サービスによる収益の拡大により、1億1,200万ドル(14%)増加しました。

デルタ航空社長のエドワード・バスティアン(Edward Bastian)は次のように述べています。「最近の燃料価格の急騰により、第1四半期(1 - 3月期)には3億5,000万ドル以上のコスト増が見込まれますが、当社が2010年に築いた勢いにより、利益率は前年同期と同等を維持すると予想しています。業界全体の運賃の上昇傾向と、デルタ航空の付随商品・サービス分野の成長によって、こうした高燃料価格環境に対して、より長期的かつ収益を基盤とした施策を取ることができると見込んでいます。」

コストパフォーマンス
2010年第4四半期(10 - 12月期)のデルタ航空の営業費用は、前年同期から6億4,400万ドル増加しました。これは、燃料価格の高騰や、輸送量および収益の関連費用、利益分配費用の増加によるもので、合併によるコスト面での相乗効果の拡大に一部相殺されました。

2010年第4四半期(10 ‐ 12月期)の燃料費、利益分配、特別項目を除いた連結ベースでの単位費用(CASM2)は、輸送容量が7%増加する中、前年同期比で2%減となりました。燃料費、利益分配、特別項目を含む連結ベースCASMは2%増加しました。

特別項目を除く営業外費用は、債務削減計画の奏功により、6,700万ドル減少しました。特別項目を含む営業外費用は、前年同期を3,600万ドル下回りました。

燃料価格と関連ヘッジ
2010年第4四半期(10 - 12月期)にデルタ航空が燃料消費の58%をヘッジした結果、1ガロン当たりの燃料の平均価格3は2.47ドルとなりました。

流動性資産の状況
2010年12月31日時点における無制限の流動性資産は、36億ドルの現金および短期投資と16億ドルの信用供与の未引き出し額を含めて52億ドルでした。2010年第4四半期(10 - 12月期)の営業キャッシュフローは、収益力に牽引されつつも、例年の前売り航空券販売の季節的落ち込みに一部相殺され、3億1,800万ドルとなりました。フリーキャッシュフローは、2010年第4四半期(10 - 12月期)が5,200万ドル、2010年度通年が16億ドルでした。

当期の投資活動による現金支出は2億6,600万ドルで、これには、航空機、部品、改良への投資1億7,800万ドルが含まれています。デルタ航空では、ウィングレット、フルフラットベッドシート、個人用エンターテイメントの強化など、先に発表した航空機への投資に着手しています。

2010年第4四半期(10 - 12月期)の債務返済額は13億ドルで、航空機の満期債務の借り換えを主な目的とし、9億8,700万ドルの社債を発行しました。当期には、4億7,400万ドルの社債募集を完了し、2億7,000万ドルを受領しました。残りの2億400万ドルは、2011年9月満期のデルタ航空の2001-1エンハンスト設備信託証券による航空機10機からなる、追加的な航空機の借り換えが完了するまで、第三者に預託されます。

12月31日時点での調整後純負債は150億ドルで、2009年12月31日から20億ドル削減されました。

ハンク・ホルター(Hank Halter)最高財務責任者は次のように述べています。「従業員の尽力により、2010年には燃料以外のユニットコストが横ばい、調整後純負債が20億ドル減となり、年間の主要な財務目標を2つ達成しました。2011年の燃料価格の高騰による当社ビジネスへの圧力を軽減するため、当社は引き続き、競争力の高いコスト構造を維持し、債務を返済することに注力していきます。」

2010年第4四半期(10 - 12月期)のハイライト

デルタ航空は、従業員、顧客、地域社会に対する取り組みを重要視しています。2010年の主な達成事項は以下の通りです。

  • 財務目標を達成した際に全従業員の貢献に対して支払われる利益配分として、3億ドル以上を計上。
  • デルタ航空が数十年間にわたり維持してきた直接的労使関係と企業文化を維持するよう、5つの選挙でデルタ航空従業員が投票を行ったことにより、残存する代表権の問題の解決に向けて大きく前進。
  • ニューヨークのジョン・F・ケネディ(JFK)国際空港の拡張、ビジネスクラス「ビジネスエリート」へのフルフラットベッドシートの設置、大洋横断航空機全機の両キャビンの個人用エンターテイメントの拡充、米国内路線用2クラスジェット全機へのWi-Fiの拡大、保有航空機44機へのウィングレットの追加による燃料効率の向上など、過去10年間で最大の製品投資として、2013年までに製品、サービス、航空機施設の向上を目的に、20億ドル以上の投資を実施。
  • 航空アライアンス「スカイチーム」が10周年目を迎える。ベトナム航空およびタロム航空(ルーマニアのフラッグシップキャリア)がスカイチームに加盟。中国東方航空、アルゼンチン航空、ガルーダ・インドネシア航空によるスカイチームへの加盟申請を支持。
  • デルタ航空とエールフランス-KLMによる業界を代表する共同事業にアリタリア航空が参加、デルタ航空の顧客にハワイ諸島内の接続便のアクセスを提供するため、ハワイアン航空と新たなコードシェア契約を締結、ブラジルの航空会社GOL航空とのコードシェア計画の発表など、アライアンスとコードシェアの提携を通じ、デルタ航空のネットワークを拡大。
  • 米国ゲートウェイとロンドン・ヒースロー空港間の増便、成田とパラオを結ぶ新路線、アフリカ、上海、マニラ、北京、広州、アイスランド・レイキャビクへの増便を発表するなど、デルタ航空のネットワークを拡大することで、顧客ニーズに応える路線を世界規模で展開。
  • Twitterアカウント(@DeltaAssist)を通じ、顧客がデルタ航空とリアルタイムでやり取りを行うことのできる専用の顧客サービスチャンネルを開設。
  • ワシントンD.C.のマーチン・ルーサー・キングJr.国民記念館に対し100万ドルの寄付金を集める、アトランタの国立公民権・人権センターに100万ドル、アトランタのグラディ健康財団に200万ドルの寄付を約束する、米国の9つの州とチリでハビタット・フォー・ヒューマニティーによる家の建設を行うなど、地域社会に対する取り組みを強化。

特別項目
デルタ航空は、2010年第4四半期(10 - 12月期)に総額1億3,900万ドルの特別項目を計上しましたが、これには以下の項目が含まれています。

  • 合併関連費用8,800万ドル
  • 債務償還による損失3,100万ドル
  • シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港の業務統合に関連するコスト2,000万ドル

デルタ航空は、2009年第4四半期(10 - 12月期)に総額2億ドルの特別項目を計上しましたが、これには以下の項目が含まれます。

  • 合併関連費用1億2,100万ドル
  • その他の包括利益に対する燃料ヘッジの影響に関連した非現金の租税上の優遇措置3億2,100 万ドル

2011年第1四半期(1 ‐ 3月期)の予測値
2011年第1四半期(1 ‐ 3月期)のデルタ航空の業績予想は以下の通りです。

2011年第1四半期の予測値

  • 営業利益率:1% - 3%
  • 燃料価格、税込・ヘッジ込:2.60ドル
  • 資本支出:3億7,500万ドル
  • 期末時の総流動性:53億ドル

2011年第1四半期の予測値
(前年同期比)

  • 連結単位費用(燃料費を除く):横ばいから2%増
  • システム旅客輸送容量:5% - 7%増
    国内線(米国)横ばいから 2%増
    国際線 12% - 14%増
     
  • 幹線旅客輸送容量:6% - 8%増
     国内線(米国)横ばいから2%増
     国際線 12% - 14%増

その他の事項
本プレスリリースには、2010年および2009年12月31日を末日とする3ヶ月および12ヶ月のデルタ航空の未監査の連結損益計算書をはじめ、各期の統計的概要、2010年および2009年12月31日時点での貸借対照表からの選択的データ、そしてGAAPに準拠していない一定の財務指標の調整内容が含まれています。

*貸借対照表や運航情報などの詳細はhttp://news.delta.com/index.php?s=43&item=1244(英語)でご覧いただけます。日本語版は一両日中に掲載予定です。

デルタ航空について
デルタ航空は年間1億6,000万人以上の搭乗者数と広範なネットワークを誇る航空会社です。デルタ航空およびデルタ・コネクションの運航便とあわせて、世界67カ国、357都市に向けてフライトを運航しています。世界で7万5千人以上の従業員を擁し、700機以上の主要機材を運航しています。 デルタ航空は、航空連合(アライアンス)「スカイチーム」の創立メンバーとして、大西洋路線においてエールフランス-KLM、アリタリア-イタリア航空とともに、共同事業を展開しています。アトランタ、シンシナティ、デトロイト、メンフィス、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク(JFK)、ソルトレイクシティ、パリ(シャルルドゴール)、アムステルダム、東京(成田)をハブ空港とし、提携航空会社と合わせて一日に1万3,000便以上のフライトを運航しています。 デルタ航空のサービスには、世界最大のマイレージプログラム「スカイマイル」、各賞を受賞しているビジネスクラス「ビジネスエリート」、世界中の空港に50箇所以上設置しているラウンジ「デルタ スカイクラブ」等があります。デルタ航空は2013年にかけて総額20億ドルを投じて空港施設やプロダクト、空港および機内での顧客サービス向上とテクノロジー導入を進めています。詳しくはホームページdelta.comをご覧ください。

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