デルタ航空(NYSE:DAL)は、2021年9月を期末とする2021年第3四半期の業績と2021年第4四半期予測を発表しました。

デルタ航空(NYSE:DAL)は、20219月を期末とする2021年第3四半期の業績と2021年第4四半期予測を発表しました。GAAP基準および調整済みの結果を含む、デルタ航空の2021年第3四半期の業績6ページに記載しています。概要は以下のとおりです。

デルタ航空の最高経営責任者、エド・バスティアン(Ed Bastian)は次のように述べています。「第3四半期は、パンデミックが始まって以来、利益を上げることができた最初の四半期となり、回復に向けて大きく前進しました。収益は2019年の3分の2の水準まで戻りましたが、これはデルタ航空の従業員が、夏季のピーク時に業界をリードする運航実績を達成してくれたためであり、彼らがこの業界で最も優れた人材であることを改めて証明しました。 需要は改善傾向にありますが、昨今の燃料価格の上昇により、第4四半期に黒字を維持にできるかに影響が出そうです。しかしながら回復は進んでおり、引き続き最高クラスのサービスをお客様に提供し、ブランド力を高め、簡素化と効率化を進めることで、収益性を持続できると確信しています。」

202179月期の業績概要 

  • 調整済み税引き前利益の21600万ドルには、第2回目の給与サポートプログラム延長(PSP3)に関連する13億ドルの正味補助金は含まれていません。この補助金の一部は負債償還手数料と投資の時価調整によって相殺されています。
  • 精油所の売上を除く調整済み営業収益は83億ドルでした。2019年第3四半期に比べて71%の輸送容量、66%の収益まで回復しました。2021年第2四半期に続き、調整済み営業収益は19億ドル増でした。輸送容量が11%増加し、収益は30%増加しました。
  • PSP3に関連する18億ドルを含む営業経費合計は2019年第3四半期に比べて35億ドル減少しました。PSP3の補助金とサードパーティへの精油所売上分を調整した営業経費合計は、2019年第3四半期と比べて26億ドル(25%)減少しました。
  • 当四半期中のアメリカン・エキスプレス分の収益は10億ドル超で、2019年第3四半期と比べて1%増加しました。
  • 営業キャッシュフローは15100万ドルで、61900万ドルを投資しました。
  • 3四半期末時点でのデルタ航空の流動性は158億ドルでした。これには現金および現金同等物、短期投資、リボルビング与信枠残高が含まれます。
  • 8月には主要路線とデルタコネクションの両方で99.72%という高いコンプリーションファクター(運航完了率)を達成するなど、主要な運航指標で業界をリードしました。こうした業績や顧客エクスペリエンス強化のための取り組みにより、米国内の子ネットプロモータースコア(顧客満足度指数)は2019年第3四半期の水準を超えました。

 

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