デルタ航空が最新のワイドボディ機材として今秋導入予定のA350-900型機の1号機は、このほどフランスのトゥールーズにあるエアバス社工場のペイントショップでの塗装が完了し、デルタカラーでの初お披露目となりました。
また、ニュースハブの英語ページでは、塗装の様子を動画でごらんいただけます。
http://news.delta.com/first-look-flagship-a350-outfitted-delta-colors
機体番号(シップナンバー)3501機は、今後、飛行テスト等の準備を重ね、夏にはデルタ航空に引渡しされる予定です。
新素材を使用し、軽量で最新技術が集積されたA350-900型機材が米国航空会社に納品されるのは、デルタ航空が最初となり、今年10月にまず太平洋路線で運航が開始される予定です。A350型機は、デルタ航空の国際線用機材のフラッグシップ機となり、可動式ドアをつけた世界初のビジネスクラス「デルタ・ワン」スイートと、新たに導入されるプレミアムエコノミー席「デルタ・プレミアムセレクト」を最初に搭載する機材となります。
座席数は、「デルタ・ワン スイート」が32席、「デルタ・プレミアムセレクト」が48席、エコノミークラス「メインキャビン」が226席の合計306席です。高速通信を可能にする2ku技術を採用した機内Wi-Fiサービスを提供し、頭上には広い手荷物収納棚を設け、フルスペクトラムLEDライトを採用し、モダンな機内空間を演出します。
A350型機は、退役するワイドボディ機の後継機として、2017年内に5機納品され、残りは2018年以降に納品される予定です。