デルタ航空、最新鋭エアバスA350-1000型機を20機発注
- A350-1000型機を20機発注。20機の追加注文オプション付き
- 国際線長距離路線と国際ハブ空港でワールドクラスの顧客体験を提供
- 低燃費の航空機導入によりサステナビリティの目標達成を推進
- 2026年に納入開始
デルタ航空は、燃費効率を向上させ、ワールドクラスの機内体験を提供しながら、機材の刷新と合理化を進めるため、エアバスA350-1000型機20機を新たに導入します。
デルタ航空は現在A350-900型機を28機運航しています。今回の発注分を加えて36機の次世代型A350型機が発注済みとなり、10年後には60機以上のA350型機を保有することになります。
デルタ航空最高経営責任者であるエド・バスティアンは次のように述べています。「A350-1000型機は、デルタ航空が保有する航空機の中で最も大型で最も高性能な航空機となり、当社の国際線拡大の重要な一歩となります。この航空機は、既存の保有機材を補完し、より多くのプレミアムシートやクラス最高の装備などで顧客体験を向上するとともに、広い貨物スペースも有しています。」
A350-1000型機は、A350-900型機に搭載されているエンジンの改良型であるロールス・ロイス社製トレントXWB-97エンジンを搭載しています。退役するB767-300型機よりも20%以上燃料効率が高く、デルタ航空の長期的なサステナビリティ目標の達成をサポートします。
同機は、おもに国際線長距離路線と国際ハブ空港で運航され、デルタ航空の国際線の拡大を支え、成長を促進します。デルタ航空はグローバル市場で成長を続けており、今年は同社史上最大の国際線スケジュールを運航する予定です。
同機は、世界クラスの装備を搭載し、デルタ・ワンスイート、デルタ・プレミアムセレクト、デルタ・コンフォートプラスなどのプレミアムシートの数は、退役する機材より約15%多くなります。また1,000時間以上の無料エンターテイメント「デルタ・スタジオ」や、無料の高速機内Wi-Fiを装備し、プレミアムなお食事とお飲み物のオプションを提供します。
また同機では、広々とした静かなキャビン、高い天井、広い収納スペース、長時間のフライトでの疲労や時差ぼけを軽減するようデザインされた調整可能な照明をお楽しみいただけます。
デルタ航空はまた、エンジンメーカーのロールス・ロイス社とXWB-97エンジンのメンテナンス契約を締結しました。
今回の発注分を加え、今後数年以内に284機のナローボディ機と48機のワイドボディ機が納入される予定です。
報道資料 | Airbus A350